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ホームページ制作・費用 公開日

ホームページの保守管理とは|月額に含まれる4つの作業と別料金の線引き

ホームページの保守管理の中身を表す4つのアイコン(見守り・更新・直す・伸ばす)とノートPCの画面
この記事の結論

ホームページの保守管理とは、公開したあとのサイトを「止めない・壊さない・古くしない」ための毎月の作業のことです。中身は大きく4つに分かれます。①見守り(サーバーと表示の確認、バックアップ)②更新(WordPress本体・プラグインの更新)③直す(文章や画像の差し替え、軽い不具合の対応)④伸ばす(アクセスの確認と改善の提案)。月額の金額だけを比べず、この4つのどこまでが含まれ、何が別料金かを見積もりで確かめてください。

事業者さん

ホームページができたあとに「月額の保守費」がかかるって言われたんだけど、毎月なにをしてもらえるの?

櫻井

会社によって中身がかなり違います。何が含まれて、何が別料金なのかを分けて見ていきましょう。

「ホームページ 保守」で調べると、相場の記事がたくさん出てきます。でも、金額の前に「その月額で何をしてもらえるのか」が分からないと、高いか安いかは判断できません。この記事では、保守管理の中身を4つに分け、月額に含まれやすいものと別料金になりやすいもの、経理での扱い、補助金との関係までを整理します。

ホームページの保守管理とは、なにをすること?

保守管理とは、公開したホームページを「止めない・壊さない・古くしない」ために、毎月続ける作業のことです。ホームページは作って終わりではなく、サーバーやWordPressの更新、文章の差し替え、アクセスの確認が続きます。これらをまとめて引き受けるのが、月額の運用保守です。

ホームページの保守管理の4つの中身。守る作業の見守り(サーバー・表示・バックアップ)と更新(WordPress・プラグイン)、育てる作業の直す(文章・画像の修正)と伸ばす(アクセスの確認と改善提案)
①②は「守る」作業でどのサイトにも必要。③④は「育てる」作業で、どこまで頼むかはサイトの使い方で決めます。

作業は、次の4つに分けると整理しやすくなります。

保守管理の4つの中身
分類 主な作業 やらないとどうなる?
① 見守り サーバーの稼働確認、表示くずれの確認、SSL証明書・ドメインの期限確認、バックアップ サイトが表示されない、鍵マークが消える、万一のとき元に戻せない
② 更新 WordPress本体・テーマ・プラグインの更新と、更新後の表示確認 古いまま放置すると、不正アクセスや改ざんの入口になる
③ 直す 文章・画像の差し替え、営業時間や料金の変更、軽い不具合の修正 情報が古いままで、問い合わせの前に不信感を持たれる
④ 伸ばす アクセスの確認、月次レポート、改善の提案 見られているページも、問い合わせに届かない理由も分からない

①と②は「守る」作業で、どのサイトにも必要です。③と④は「育てる」作業で、どこまで頼むかはサイトの使い方で変わります。見積もりを見るときは、4つのどこまでが月額に入っているかを、まず確かめてください。

保守管理は、本当に必要?自分でできる?

WordPressで作ったサイトなら、①見守りと②更新は必要です。自分でやるか、頼むかの違いだけで、やらなくてよい作業ではありません。

自分でできるかどうかの目安は、次の3つです。

  1. 更新のあとに表示を確認できるかプラグインの更新で、お問い合わせフォームが動かなくなることがあります。更新ボタンを押すだけでなく、主要なページとフォームの送信までを確認できるかが分かれ目です。
  2. バックアップから戻せるかバックアップを「取っている」ことと「戻せる」ことは別です。サーバーの自動バックアップがあっても、戻し方を知らなければ、トラブルのときに使えません。
  3. 毎月、時間を確保できるか更新は月に数回あります。忙しい月に後回しになり、半年放置される、というのがいちばん多いパターンです。

月額に含まれるものと、別料金になるもの

見積もりで揉めやすいのは、③直すの範囲です。「修正は月3回まで」「1回30分以内」のように回数や時間で区切る会社が多く、ここを超えると別料金になります。

ホームページの月額保守に含まれやすい作業(更新・定期確認・バックアップ・差し替え・軽い不具合)と、別料金になりやすい作業(ページ追加・デザイン変更・機能追加・撮影や原稿・サーバー代)の比較図
線引きは会社ごとに違います。契約前に、修正の回数と範囲、別料金の決め方を文章で確認してください。
月額に含まれやすいもの/別料金になりやすいもの(一般的な例)
含まれやすい 別料金になりやすい
WordPress・プラグインの更新 新しいページの追加
サーバー・表示の定期確認 デザインの大きな変更、リニューアル
バックアップ 予約や決済などの機能追加
文章・画像の差し替え(回数の上限あり) 写真撮影、原稿の作成
軽い不具合の対応 ロゴ・チラシ・バナーの制作(プランによる)
アクセスレポート(プランによる) サーバー代・ドメイン代(保守費とは別に実費)

表は一般的な例で、会社ごとに線引きは違います。契約の前に、次の4つを文章で確認しておくと、あとで困りません。

保守費用は、経理ではどう扱う?

月額の保守費は、一般的には経費として処理されますが、勘定科目は会社の方針で決めます。よく使われるのは「支払手数料」「業務委託費」「通信費」「広告宣伝費」などで、どれが正解というものではなく、同じ費用を毎期同じ科目で続けることが大切です。

注意したいのは、保守費と一緒に請求される「機能追加」や「リニューアル」です。金額が大きい場合は、経費ではなく資産として計上する扱いになることがあります。保守費と制作費は、請求書の段階で分けてもらってください。科目や処理の判断は、顧問の税理士に確認するのが確実です。

保守費用は、補助金の対象になる?

「月額保守」として一式で申請すると、対象かどうかを判断してもらえないことが多いです。小規模事業者持続化補助金では、通常の事業活動にかかる経費は対象外とされているため、毎月の見守りや更新は対象になりにくい一方、制作や改善の作業は対象になり得ます。

補助金を使う予定があるなら、制作・改善・運用・通常の保守を分けた見積もりにして、事務局や窓口に確認してください。詳しくは持続化補助金第20回でホームページは作れる?と、ホームページ制作の見積もり項目の記事で整理しています。

ホームページの保守管理について、よくある質問

ホームページの保守管理の相場は、いくらですか?

作業の範囲で決まるため、金額だけでは比べられません。更新と見守りだけの月額と、修正やレポートまで含む月額では中身が違います。相場を調べる前に、この記事の4つの分類のどこまでを頼みたいかを決めると、見積もりを比べやすくなります。

保守管理とは、どういう意味ですか?

公開したホームページを、止めない・壊さない・古くしないために毎月続ける作業のことです。サーバーや表示の見守り、WordPressの更新、文章や画像の修正、アクセスの確認が含まれます。

保守契約をしないと、どうなりますか?

すぐに何かが起きるわけではありませんが、WordPressやプラグインが古いまま放置されると、不正アクセスや改ざんの入口になります。また、営業時間や料金が古いままになり、問い合わせの前に不信感を持たれることがあります。

制作した会社と違う会社に、保守だけ頼めますか?

頼めます。ただし、他社が作ったサイトは、使っているテーマやプラグインの状態を先に確認してもらう必要があります。確認の結果、保守を受ける前に整理が必要になることもあります。

保守費用の勘定科目は、何ですか?

支払手数料・業務委託費・通信費などが一般的で、会社の方針で決めます。毎期同じ科目で続けることが大切です。機能追加やリニューアルの費用は資産計上になる場合があるため、保守費と分けて請求してもらい、顧問の税理士に確認してください。

まとめ:月額の金額より先に、4つの中身を確かめる

ホームページの保守管理は、①見守り ②更新 ③直す ④伸ばすの4つに分けて考えると、見積もりの比較が簡単になります。①②はどのサイトにも必要で、③④はサイトの使い方次第。契約の前には、修正の回数と範囲、別料金になる作業、返事の目安、サーバー代の扱いを文章で確認してください。

事業者さん

金額じゃなくて、4つのうちどこまで入っているかを見ればいいんだね。

櫻井

はい。範囲が文章で決まっていれば、あとから「それは別料金です」と言われることもなくなります。

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