公募中締切 2026年10月30日18時(厳守)2026年10月9日確認詳細
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回。第1回公募要領1.3版に基づきます。
制度の内容は公募回ごとに変わります。申請の前に、必ず公式の公募要領を確認してください。
この記事の結論
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金では、新しい事業の製品・サービスを紹介するホームページの制作費が「広告宣伝・販売促進費」として対象になり得ます。ただし、ホームページの制作だけでは申請できません。枠に応じた設備・システムまたは建物への投資が必要で、応募時点で従業員が0人の事業者も対象外です。

新しい事業のホームページを、この補助金で作れるのかな?

新事業の製品・サービスを紹介するサイトなら対象になり得ます。ただ、ホームページの制作だけでは申請できません。
この記事では、第1回公募要領1.3版をもとに、何を紹介するサイトか、設備投資と従業員の条件、枠ごとの補助金額、申請日程の順に整理します。
ホームページ制作費は対象になる?
新しい事業の製品・サービスを紹介するサイトなら、対象になり得ます。会社全体を紹介するホームページの作り直しは、そのままでは対象になりません。
| 制作・利用の目的 | 第1回での扱い |
|---|---|
| 対象事業の製品・サービスを紹介するサイト | 広告宣伝・販売促進費の対象になり得る。経費ごとに審査がある |
| 会社全体や既存事業のPR | 対象外。既存事業と共用する経費も対象外 |
| 補助事業専用のクラウド利用 | クラウドサービス利用費の規定で確認。実施期間を超える契約は期間分を按分する |
| 月額の更新・保守契約 | 契約全体が対象になるとは書かれていない。制作費と分け、内訳を事務局へ確認する |
根拠:第1回公募要領1.3版 p.30〜32(2026年10月9日確認)。
設備投資と従業員の条件は?
サイトの目的が合っていても、設備投資と申請者の条件を満たす必要があります。まず次の3点を確認してください。
新事業進出枠では、設立・創業から1年未満の事業者も対象外です。各枠には、事業計画や賃上げなどの要件もあります。3点を満たせば申請できる、という意味ではありません。
設備を買うだけでも足りません。革新的な製品・サービスの開発、新市場への進出、海外販路の開拓など、枠ごとに求められる事業内容があります。根拠:公募要領p.6〜14、17、22、27〜28。
補助金額は、枠ごとにいくら?
選ぶ枠と従業員数で変わります。下の表の金額は、HP制作費ではなく事業全体の補助金額です。
| 枠 | 事業 | 補助率 | 下限 |
|---|---|---|---|
| 革新的新製品・サービス枠 | 革新的な製品・サービスの開発 | 中小企業者1/2、小規模・再生事業者2/3 | 100万円 |
| 新事業進出枠 | 自社にとって新しい製品等で新市場・高付加価値事業へ進出 | 1/2 | 750万円 |
| グローバル枠 | 新たな海外市場の開拓に向け、国内の輸出体制を強化 | 2/3 | 750万円 |
| 枠 | 上限 |
|---|---|
| 革新的新製品・サービス枠 | 1〜5人:750万円(850万円)/6〜20人:1,000万円(1,250万円)/21〜50人:1,500万円(2,500万円)/51人以上:2,500万円(3,500万円) |
| 新事業進出枠 | 1〜20人:2,500万円(3,000万円)/21〜50人:4,000万円(5,000万円)/51〜100人:5,500万円(7,000万円)/101人以上:7,000万円(9,000万円) |
| グローバル枠 | 人数区分ごとの通常上限・賃上げ特例の上限は、新事業進出枠と同額 |
地域別最低賃金引上げ特例では、革新的枠の対象となる中小企業者と、新事業進出枠の補助率が2/3になります。上限を引き上げる賃上げ特例とは別の制度で、適用条件や併用の制限があります。
9,000万円は、該当する枠で従業員101人以上かつ賃上げ特例を適用した場合の上限です。誰でも受け取れる額ではありません。根拠:公募要領p.6〜9、15〜16。
HP費には、広告宣伝・販売促進費の上限もある
この費目の上限は、補助事業の売上見込みから計算します。会社全体の売上の5%ではありません。
金額にかかわらず、複数の会社から取った見積もりと、価格が妥当だと確認できる証拠書類の両方が必要です。税抜100万円以上のサイト構築費には、実績報告のときに開発費用の算出資料も必要です(公募要領p.31)。
締切はいつ?申請から発注までの順番
締切は2026年10月30日18時(厳守)です。制作の発注は、採択のあとの交付決定を待ってからです。

採択されたら、制作を頼んでいいの?

採択と交付決定は別です。制作の発注は、交付決定の後にしてください。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 申請受付 | 2026年9月30日から |
| 締切 | 2026年10月30日18時(厳守) |
| 採択発表 | 2027年1月予定 |
電子申請システム(事業者向けポータル)は9月30日に公開されました。申請は電子申請システムでのみ受け付けます。最新の情報は、公式のお知らせと公募スケジュールで確認してください。
- 条件と必要書類を確認GビズIDプライム、事業計画、決算書類などを準備。提出物は申請内容で異なります。
- 申請し、採択後に交付申請採択と交付決定は別です。採択だけで制作を発注しないでください。
- 交付決定後に発注・制作実施期間内にサイトを公開し、納品・検収・支払いを終えて、実績報告へ進みます。
補助金は、事業完了後の実績報告・検査・精算払請求を経て支払われます。入金までの費用は、先に用意しておく必要があります。
申請前によくある質問
HPだけの申請、保守費、採択後の発注は、特に混同しやすい点です。
HPだけを作るなら持続化補助金に変えればよいですか?
制度を変えるだけでは解決しません。持続化補助金も、ウェブサイト関連費だけでは申請できません。持続化補助金第20回のHP費用と条件も確認し、事業全体の取り組みから検討してください。
公開後の月額保守も補助対象ですか?
まとめて対象とは言えません。補助事業専用のクラウド利用費の規定と、更新・保守契約は分けて確認します。公募要領p.30〜32をもとに、作業の内訳と期間を事務局へ確認してください。
採択されたら制作を発注できますか?
いいえ。交付決定を待ちます。交付決定前の発注・契約などは対象外です。採択後の審査で、経費が減額されたり対象外になったりする場合もあります。
まとめ:設備投資・サイトの目的・従業員の3点から確認する
新事業進出・ものづくり補助金でホームページを作るなら、必要な設備投資があるか、対象事業専用のサイトか、従業員の要件を満たすかの3点を最初に確認します。
そのうえで公式資料のすべての要件を確かめ、制作費と公開後の費用を分けて計画してください。

新事業のPRサイトなら対象になり得て、ほかの投資とセットなんだね。

はい。締切は10月30日18時です。条件を確かめてから、制作の範囲を一緒に整理しましょう。
参考にした公式資料
確認日:2026年10月9日。公募要領は2026年9月28日に更新されています。申請前に最新版を確認してください。





